関東大学将棋連盟対局ルール 5/16 公開 5/22 団体戦登録人数を表記。古新戦のルールを追加(未完成)。 9/17 団体戦のルールを修正。個人戦のルールを追加。 作成:2014年度常任幹事一同 一部、規約とは完全に一致していない部分があります。その点についての対応はこれからの課題と致します。 また他の棋戦のルールは順次公開したいと思います。 【お願い】 ・紛失防止のため盤・駒(箱)・時計には必ず記名をお願いします。直接書きたくない場合には常任幹事(以下単に幹事)がシールをお渡しします。 ・今年から盤駒時計の移動時には必ず双方に記録をするなど、紛失防止策を強化していますので、これからも貸出にご協力お願いします。また、借りたところの対局者は必ず幹事に返すようお願いします。 ・強制ではありませんが、各大学はなるべく参加人数の半数以上の盤・駒・時計を持ってくるようにお願いします。 ・全体で大量のゴミが出るため、会場に迷惑のかからないようゴミは原則として各自持ち帰りです。封鎖されたゴミ箱に無理やりゴミを入れたりしないでください。また、他団体がいたり見落としていたりしてゴミ箱が封鎖されていなかったりしても、ゴミは持ち帰るようお願いします。ただし、幹事がゴミ袋を設置した場合には、そこにゴミを捨てるのは構いません。 ・雨の日は傘の忘れ物が大変多く、こちらが処理に困ることがあるので、忘れないよう気を付けてください。 ・一手30秒に切り替える際、時計の交換は幹事から指示があるまで行わないようにお願いします。また、どちらかが着手し時計を押すまで交換しないようお願いします。 ・忘れ物は1年ごとに処分いたしますのでご注意ください。 ・個人戦の開始遅れの防止のため、予め参加者の登録にご協力お願いします。幹事会前だと一番ありがたいですが、当日よりは3日前の方が全然マシです。なお、現時点(2014秋)では当日参加・当日キャンセルもありですが、なるべく避けてください。 【全棋戦共通】 ・時計は着手後に指した手で押さなければならない。着手する前に時計を押した場合や両手指しをした場合は反則負けとする。 ・時計は切れたらその時点で負けとなる。従ってトラブルの発生時は必ず時計を中断した上で幹事を呼ぶこと。 ・間違えて後手から指し始めてしまった場合、二手指しの一種として反則負けとする。 ・持将棋は24点法もしくは27点法(棋戦によって異なる)によって勝敗もしくは引き分けを決定する。持将棋の判断で対局者間で合意が得られない場合、幹事が裁定する。宣言法は用いない。  24点法・27点法・宣言法についてはWikipediaの「入玉」の記事(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%A5%E7%8E%89)を参照。大駒5点小駒1点として点数を数える。 ・千日手で指し直しとなった際、少ない方の持ち時間が10分を切っている場合は、それが10分以上となるように、双方に同じだけ持ち時間を加える。  ただし、一手30秒の切り替えまで近い場合は幹事が適宜時間を決定する。双方10分以上残っている場合はそのままの持ち時間で指しなおす。どの場合も時計の位置は変更しない。 ・観戦者の助言(時計の押し忘れの指摘も含む)を禁ずる。対局者と同じ大学の者による助言があった場合は反則負けとする。 ・時計の切れそうなときに指す駒を落とすなどした場合は、指で地点を指しながら駒の名を言う、符号で言うなど、指した手が明確に示されていれば正しい着手と認められる。 ・駒を落とすなどの不慮の事態を除いて、駒を置いて手を離したら着手完了とみなし、以後の着手変更は二手指しとして反則負けとする。 ・過度のマナー違反行為をする者には警告を与える場合がある。警告を受けてもやめなかった場合は反則負けとする場合がある。 ・裁定を行う幹事は原則として利害関係のない者(個人戦の場合対局者と異なる大学の者、団体戦の場合そのチームと級が異なる大学の者)とする。 ・決まりごとのない問題については最終的に幹事長が裁定する。 【団体戦】 ・校数は最下位級以外8校とする。最下位級が13校以上になる場合は、下に新しい級を作る。3日間で開催する。スケジュールは基本的に1日目2局、2日目3局、3日目2局と表彰式とするが、会場の都合等で変更になる場合もある。 ・A級からC1級は7人制、C2級は5人制とする。いずれも登録できるのは14人までで、A級以外は途中からの追加を認める。以下、7人制の前提で記述するので、5人制の場合については適宜読み替えること。 ・順位は勝点(チーム勝利数)によって決定する。勝点が同じ場合は勝数(個人の勝数の合計)によって決定する。勝数も同じ場合は前回順位の高い方を上位とする。 ・持ち時間は30分、切れたら一手60秒とする。対局開始後90分経過後は一手30秒に切り替える。ただし、最下位級で1日の対局数が他と異なる場合は、進行の都合上持ち時間を減らして行う場合がある。 ・集合・オーダー表提出時刻を守らなかった場合、常任幹事の指示に従わなかった場合にはチームに警告を与える場合がある。2回目以降の警告はチーム全体を不戦敗とする。 ・座り間違いなどのオーダー違反はチーム全体を不戦敗(0-7負け)とする。 ・故意に替え玉などの悪質な不正行為を行った場合その期の団体戦の全試合を不戦敗とする。また次季の参加権をも剥奪し、リーグは2段階降格とする。 ・幹事の公表した集合時刻から10分を経過しても選手が全員揃わない場合、オーダー違反とみなしその試合はチーム全体を不戦敗とする。ただし、幹事が集合時間をあらかじめ示していたものより早めていた場合は警告もしくは罰則なしとする。 ・先後は大将の振り駒によって決定する。先後は大将から順に交互になるようにする。すなわち三将・五将・七将が大将と同じ、副将・四将・六将が大将と逆の先後となる。 ・持将棋は24点法を用いる。双方24点以上の場合は引き分けとする。 ・千日手1度目は指し直し、2度目は引き分けとする。 ・引き分けの場合、勝数は0.5と数える。3.5勝3.5敗は勝点0.5と数える。 【個人戦】 ・1日3局、3日間で9回戦の勝ち抜きのトーナメントで行い、2日目に再抽選を行う。3日目は再抽選しない。すなわち、2日目時点で64人のトーナメントの組み合わせがが決定する。 ・持ち時間は30分、切れたら一手60秒とする。対局開始後90分経過後は一手30秒に切り替える。ただし3日目は切り替えを行わない。 ・千日手1度目は指し直しとし、2度目は抽選で勝者を決定する。 ・持将棋は27点法を用いる。ただし宣言法ではないので注意のこと。裁定は幹事が行う。 ・対局前の集合時刻に5分以上遅刻したものは不戦敗とする。ただし幹事が集合時間を早めていた場合はその限りではない。 ・初日の形式について。まず、午前と午後の1局目でブロック通過者を決める。2人ブロックの場合は、午前に対局するか午後1局目に対局するかを対局者間で決めて行う。3人ブロックの場合は、シードとなる者を選手間で公平な方法で抽選して決める。4人ブロックの場合は組み合わせを選手間で公平な方法で抽選して決める。ブロック通過者は隣のブロック(奇数ブロックであれば下のブロック、偶数ブロックであれば上のブロック)のブロック通過者と午後2局目に対戦する。勝った方が2日目進出となる。 ・(以下抽選・組み合わせ関係のルール)前回の個人戦ベスト8以上の者、幹事の役職(幹事長・副幹事長・会計・書記)者および役職経験者、全日委員長・会計は2日目ベスト64からのシードとなる(8シード、役職シード、全日シード)。その際前回ベスト8の者は各々違う山に配置される。 ・幹事で役職のない者および役職シードを辞退した者は1日目最終局、ベスト128からのシードとする(幹事シード)。 ・初日のブロック数は8シード・役職シード・全日シード者の数を64から減じた数の2倍となる。 ・ベスト16経験者同士は1日目には当たらないようにする(16シード)。16シード者は組み合わせ表で示しておく。 ・女子選手どうしは1日目には当たらないようにする。 ・同じ大学の者は1日目と2日目の初戦では当たらないようにする。2日目では同じ山に3人までしか入らないようにする。 【古豪新鋭戦】(未完成につき注意) ・5人制団体戦。登録はその期の団体戦の対局数が3局以下の者に限る。ただし最下位級に関してはは対局数が全対局数の半分以下(例:11校の場合は5局以下)の者が出場できる。 ・スイス式6回戦のトーナメントを行い、順位は勝点によって決定する。勝点が同じ場合は勝数によって決定する。勝数も同じ場合は同率とするが、賞品に関わる場合は抽選で順位を決定する。 ・持ち時間は30分、切れたら一手60秒とする。対局開始後80分経過後は一手30秒とする。 ・オーダー違反は関連した位置の対局を不戦敗とする。